2013年3月14日木曜日

寒い夜はシューマン


教会の塾では、バッハしか聴かないのです。いろいろ理由があります。落ち着いて生徒とともに勉強をするには、バッハしかなかろうと思うのです。ロマン派になると、とたんに激しくなりますから、塾にはちょっと、と躊躇します。それはそれで面白いのかもしれませんが。
しかし、塾を終え、いよいよ夜を迎えるというとき、実は最近、シューマンにはまっています。若い頃はモーツアルトとかベートーベン、ときどき印象派。まあ、ありがちな感じで。それがこの歳になってロマン派かよ。自分でもあきれ返ってしまいます。
生徒の親御さんから、家で勉強しない、という嘆きの相談を受けることがあります。よくある原因はゲームにはまっている、というものです。なるほど、それは時代の問題かもしれません。私から言える解決策はただひとつ。寒い夜は、シューマン。それが、ここまで生きてきて見つけた結論でした。

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