2013年3月28日木曜日

語学のノルマ


今日もなんとかノルマをこなせた。私の語学のことである。
ノルマ、か。久しぶりにこんな言葉を使っているな。
生徒のみなさんも、春休みの宿題のノルマに追われています。たいへん、いいことです。
とくに、語学はね、それはみなさんの場合、英語に関して言うのであるが、少しずつでも毎日やるのが、大切なことね。
今日も生徒を教えていて、我ながらいいことを言ったな、とハッとさせられたのだが、「大体わかれば、それでいいのね。8割ぐらい、とか」。
思想家の吉本隆明も、そんなことを言っていて、今の時代に、「大体でいいんじゃない」と言えるのはすごい、と作家の高橋源一郎が、コラムかなにかに書いていたような気がする。
それが、頭に残っていたのだろうか。
3月も残り少なくなってきたが、独習しているラテン語ドイツ語対訳の本、目標としていたところ、のこり数ページと迫ってきた。
上達もしてきたように、思う。つまり、読んだ部分、大体わかった。

2013年3月26日火曜日

ソロモンの花


春を感じるようになったので、久しぶりに草むしりをしている。
昨年の夏、秋と教会周りの雑草は一掃したはずだったのだが、自然の生命力は凄まじいもので、冬眠していた間に一面雑草、である。

この冬は信じられないぐらい寒かったはずだ。
それが気がつけば、ずいぶんと暖かくなっている。わからないものだ。
聞くところによると、松山でも各所で桜が満開になろうかという勢いで咲いているらしい。
これは、塾に来てくれている生徒や、教会で練習をされている合唱団の方からの情報だ。

実は私は、それほど桜が好きではないし、花見にも興味がない。そもそも友達がいないし、花見になど決して行かない。
じゃあ、家族でも連れて行けばいいじゃないか、という意見もあろうが、これがまったく気乗りしない。
むしろ、紫がかった白い花が、名もわからないのだが、庭一面に咲き誇っているのに気づき、驚かされたのが、かえって気持ちいい。
洗濯物を干すついでに見る、といったぐらいのことで、それほど熱心なわけでもないのだが、見る都度、可愛いものだな、としみじみ感じ入るのだ。

そこで私はこれを、ソロモンの花、と名づけた。
箴言に由来する、ソロモンなのだが、これはわかる人にしかわかるまい。この花の咲き方には、人を励ます優しさが漂っている。
おそらく私がいなくなった後も、このソロモンは、春になると咲き乱れるだろう。世間が花見だといっている季節になると。

そのとき、この花の存在に気づき、励まされる誰かがいる、と想像してみるのだ。
こういった春の味わい方が、じつに私らしくていい、と考えている。
ソロモンの花。いいネーミングである。

2013年3月23日土曜日

復シュー


復シューとは、結局何度でも繰り返してシューマンを聴いてしまう、ということを意味します。

これはきわめて大切なことですが、無理を重ねて疲れ切った、この週末の夜においてさえ、いやしを求めつつ、なおも力づけられるとすれば、シューマンをおいて他には考えられないのです。
さきほどブラームスの交響曲4番を聴いていたら、家族から、ちょっとやめてくれないか、という苦情をいただきました。
そういった身近な環境問題から、平和への解決策、たゆまぬ努力を続けていかなければなりません。

あらためて言いますが、その第一歩が、復シューなのです。これぞ、いのちへと至る道。

2013年3月22日金曜日

春休みの夜シュー


夜シューとは、ふと落ち着きを取り戻した夜に、シューマンを聴いてしまう、ということだ。

ところでこの世には、祝日というものがある。
これが、日々保ってきた生活リズムを狂わせてしまうのだ。
とりわけ、子育てをしていると、たいへんなことになる。
学校や園に対する感謝の念が切実になるのも、まさにこのときだといえよう。

私があずかっている生徒の多くも、春休みに入った。
どの学校も、宿題がどっさりと出ている。
それは、遊ばせない、という魂胆なのだという。
いずれにせよ私の周囲では、休みであればあるほど忙しいという法則が成り立っている。

だとすれば、これを休みと呼んでよいものなのだろうか。

2013年3月15日金曜日

未来系バッハ


今日は、塾を終えた後、武久源造さん、山口眞理子さんたちが催されたプラネタリウム・コンサートへ。終演までに間に合い、数曲を拝聴することができました。コンサート途中からの入場という本来あってはならないことまで許していただき、いろいろご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
お二人には、6月に、このルーテル教会でミニ・コンサートを開いていただきたいと願っていて、現在企画を進行しているところなのです。いろいろと壁がありますが、是非、実現させたいものです。改めて胸が熱くなりました。6月、是非!

2013年3月14日木曜日

寒い夜はシューマン


教会の塾では、バッハしか聴かないのです。いろいろ理由があります。落ち着いて生徒とともに勉強をするには、バッハしかなかろうと思うのです。ロマン派になると、とたんに激しくなりますから、塾にはちょっと、と躊躇します。それはそれで面白いのかもしれませんが。
しかし、塾を終え、いよいよ夜を迎えるというとき、実は最近、シューマンにはまっています。若い頃はモーツアルトとかベートーベン、ときどき印象派。まあ、ありがちな感じで。それがこの歳になってロマン派かよ。自分でもあきれ返ってしまいます。
生徒の親御さんから、家で勉強しない、という嘆きの相談を受けることがあります。よくある原因はゲームにはまっている、というものです。なるほど、それは時代の問題かもしれません。私から言える解決策はただひとつ。寒い夜は、シューマン。それが、ここまで生きてきて見つけた結論でした。

2013年3月13日水曜日

雨の日の勉強法


変な一日だった。朝、合唱団の送り迎えをしたときから、妙に生ぬるい風が吹くなあ、と思っていたのだが、昼を過ぎてからはドシャ降りとともに、グングン気温が下がっていき、これに、すっかりやられてしまった。こういう日は決まって偏頭痛に悩まされる。まあ仕方がないのだが、体調不良のまま、夜を迎えている。
どれだけ体調不良でも、語学はサボってはいけない。一日に一頁でも半頁でも進めたほうがよいのだ。一日休むと三日分、一週間休むと一ヶ月後戻りしてしまうのが、語学の世界である。そういったわけで、昼も堪えながら勉強した。もちろん、これから寝るまでもやるだろう。語学の世界は、生半可にはいかないものだ。
こんな雨音の伝わる夜の語学には、ピアノの響きが絶妙である。

2013年3月12日火曜日

夜、シューマン


できれば、早く寝たいものですね。ところが、夜の勉強を始めてしまうと、ついつい夜更かしになってしまうのです。ああ、今夜も勉強してしまいそうだ。


夕方、4番


やはり、花粉が飛んでいる。マスクだけでなく、ゴーグルがほしい。松山では、マスクをしている人は、もちろん多いが、ゴーグル姿は見たことがない。花粉対策用のゴーグルはあるはずだ。おそらく高価なものなのだろう。私の財布事情から言えば、手が出せない。しかし、ひとつだけ手があることに気がついた。あとは、実行に移すかどうか、だけである。もちろん、夏に使っているゴーグルだ。

珈琲ブレイク、2番


ちょっと一息。私、珈琲、よく飲む。一日何杯飲めば、気が済むのかね。
洗濯物を回して、家事にも抜かりがない。ラテン語、ドイツ語、ラテン語、ドイツ語。
干すときの花粉が怖いんだよ。

昼は3番



この3番は、意気が上がっていい! 昼はこれにかぎる。

愛光は今日から学年末試験が始まっています。がんばってください。
わたしも、昼の勉強、がんばります。天気もいい。今日は暖かいので助かります。

朝勉シューマン

もうちょっと早起きしないと、朝がもったいない! 今晩こそは、早く寝よう。最近、夜更かしが過ぎる! 朝の決意、シューマン。


2013年3月11日月曜日

週明けのシューマン


寒かったですね。私は、寒いのが苦手なのです。教会で合唱団の方のお見送りをしているときに、寒いか、暖かいか、どちらかはっきりしてほしい、という声を聞き、なるほど、そうか、とも思いました。
語学をやっていると、なかなか思った通りにはいかなくて苛立つ場面があります。早く進めたいけど、ここはじっくりと仕上げていかないと、という局面。まあ、でも、じわじわと進んでいるわけですから、焦らず続けていくことが肝心なのでしょう。
遅かれ早かれ、春はやってくるのですから。まだしばらくは、お湯割りが続きそうです。さてと、夜の勉強を始めますか。シューマン、今週もよろしく。

インベンション、始まる


子どもたちが寝付いた後、ママちゃんと音楽について熱く語らい合った夜。ノラちゃんが飯をねだるので、窓を開けてやると、サッと室内に上がってきた。朝の暖かさが嘘のように、冷え込んだ空気がネコと一緒に入り込む。よほど寒かったのだろう。

娘がいよいよこの曲の練習を始めたので、私としてはうれしいばかり。寝る前にシフとグールドの動画を聴き比べると、えらく興奮して、シフはずるいと言っていた。ハハ、そりゃそうかも。もうこんな時間。早く寝ないと。音楽は、おもしろいね。おもしろいよ、音楽。

2013年3月10日日曜日

週末はシューベルト


週末は、子育てパパ。今日は長女をジュンク堂に連れて行って、文庫本を買ってあげた。いまどきは、小学生向け文庫が充実しているんだな、と実感。私に似て、めちゃくちゃよく本を読む。本代がバカにならん。結果、私が自分の読みたい本を我慢してまで、本屋にわざわざ足を運んでるのに買えない羽目に。大変だ、子育ては。子どもが寝静まったら、やっと私の時間。もちろん勉強。勉強に休みはない。アラウのシューベルト、なぜこんなに素晴らしいのか?不思議だ。もう寝る。明日があるので。

2013年3月8日金曜日

夜、シューマン


塾の生徒たちが、よくがんばってくれているので、ほっとするのです。学校によっては、学年末試験がすでに終わったところもあり(平成と青雲)、なかなか良い結果を出してくれている子もいます。愛光は、いよいよ週明けからですから、この週末が勝負どころではないでしょうか。

私はといえば、これから夜の学習に取り組むところ。昼間の花粉や大気汚染が、この時間になってからじわじわくるところが不快ですが、やむを得ません。焼酎のお湯割りはすでに始めています。片手に辞書で、片手にお湯割りだと、両手が塞がっているのではと訝る向きもあるでしょうが、実はこれらに加えて、最近お気に入りのシャーペンまで駆使しているのです。これこそ、夜の勉強の奥義だといえるのではないでしょうか。あとはシューマンを弾いてもらえば、完璧です。

午後のシューマン


外に出ると、とても暖かい。明るい青空が気持ちよく見渡せるのだが、遠くの山に目をやると、いつもはくっきりと浮かぶ稜線がまったく見えない。なにか霞みかかってるというか、煙っているというか、心から気持ちよいとは言いがたい気配。この環境問題は、ひとりひとりにも考えさせられる段階にきている。そんな午後には、シューマンの3番から始めるのが、実によく合っている。

目覚めのシューマン



こればっかりだ。毎朝。それでよいのだが。私としては。 今日も晴れ。勉強をいっぱい進めたい!

2013年3月7日木曜日

夜はシューマン、謝肉祭


シューマン、と思うきっかけになった、カルナバルで夜は過ごしてみる。季節はずれだけど(謝肉祭は四旬節の前)。ちょうどそういった時期に、素晴らしい演奏を聴かせていただいた。それで好きになった。

コンサートには、足を運んでみるべきだ、と思う。音楽は、体感してみないとわからないところがある。スノビッシュなことが言いたいわけじゃなくて、よく知らない曲目だろうがなんだろうが、行って聴いてみれば、このいのち、捨てたもんじゃないなと思わされる感動や発見があるということが言いたいのだ。

今日はたいへんな一日だった。しかし、まだこれから夜の勉強を始める。私が取り組んでいるのは、もっぱら語学である。これは一日に10分でも時間がとれるのなら、やっておいたほうがいい。それも休むことなくだ。一日休めば、それは三日もの遅れになるという。

辞書片手に、麦焼酎のお湯割り片手に。それが語学のスタイルの、王道なんだよ。夜は!

シューマン、午後もシンフォニー

バーンシュタイン、再アップ。今日は本当に暖かい。
お昼に弁当を買いに出ると、汗ばむくらいだった。

大気中、何かが飛散している。よって、マスクが手放せない。

部屋の中にいると、うって変わってひんやりと感じるものだ。
この時期、体温調節が非常に難しい。

シューマンの交響曲は、いい。素晴らしいとしかいいようがない。
仕事がはかどる。シューマンには血を滾らせる何かがある。


シューマンのシンフォニー第1番



朝の目覚めに最適ですね、これ。 すっかり気に入った。 今日も天気は、洗濯に最適。 花粉やら何やら飛んでいるらしいので、気がかりなのですが。 あと、このBloggerの調子が悪い。 その花粉やら何やらのせいだろうか。 とりあえず残り午前の作業に取り組む。

2013年3月6日水曜日

Horowitz in London - Scarlatti, Chopin, Schumann, Rachmaninov, Scriabin ...

結局、シューマンの交響曲、3番の途中で時間切れとなった。
そのまま授業に突入。

仕事を終えると、同じ気分が働くわけでもなかったので。
あとは寝るまで勉強。片手には、もちろん麦焼酎、お湯割り。

Schumann - The Symphonies (Bernstein).

3時半。勉強がはかどる。
シューマンのシンフォニー4番を2回聴いた。すばらしいな。

というわけで、いっそ1番から聴いてみるか、ということで。
全部は無理か。塾が始まる。
まあ、いいや。

Pierre Monteux - Schumann, Symphony No. 4 in D Minor, Op. 120

午前中は用事に追われた。
今日は春の日差し。暖かい。

もう2時か。

2013年3月5日火曜日

Brahms: Symphony no. 1 (Furtwangler)

なぜか、こういったものを聴いてしまった夜。
いま、たいへん難しい勉強に取り組んでいます。

ラテン語・ドイツ語対訳(左がラテン語で右がドイツ語の見開きになっている本)という、
とてもおもしろいのですが、決して簡単ではない代物で。
辞書二冊をフル回転させて、狭くなったキッチンのテーブルに、麦焼酎のお湯割りがあります。
よくこぼさないなあ、と我ながら感心しますが、習い覚えた事だからでしょうか。

そんなひとときに1952年のベルリン・フィルハーモニーがよく合うのです。

SCHUMANN CONCERTO Op.54 M.ARGERICH & GEWANDHAUSORCHESTER R.CHAILLY dir. ...

今朝から猛烈な追い込みをかけ、申告書を作成し終え、
昼過ぎに税務署に行き、提出してきました。

春めいたとてもいい天気で、気持ちがいいにはいいのですが、
おかげで花粉が大量に舞っていたようです。
それもまた、風物詩と思わねばならないのか。
そういえば、「花粉」というのは、季語になっているのか?

数字で埋まった書面を確認する受付の女性が、気の毒だという表情を決して浮かべまいとし、
なんでもない風を装っているように感じられたのですが、自意識過剰でしょうか?

そういったわけで、少し安心しました。
帰ってきてから、本来午前中に済ませておきたかった家事に勉強に追われています。
休んでる場合ではないのですね。

最近お気に入りのシューマン、で午後を過ごす。

2013年3月4日月曜日

Martha Argerich Chopin Preludes Op. 28

アルゲリッチが好きなのか?

最近、ショパン、シューマンを聴くのが好きになった。
え? ロマン派!? この私が?

毛嫌いしていたと思っていたものに、思わぬきっかけで惹きこまれていくことが、生きていると時折、ある。
会計のほうは順調に進み始めたので、締め切りには間に合いそうだ。
よって、読みかけている本を手に取る。

Martha Argerich - Schumann Piano Concerto, Liszt Funérailles and Ravel J...

この時期、ひとりで塾を経営されている方へ。
現在指導している生徒へのケア、新規生徒の募集、そして差し迫る決算書報告の期限・・・
3月って、大変ですよね。
とかいって、呼びかけてみたりする。

週が明けたので、私は朝から会計の打ち込みに追われております。
気分転換で、久しぶりに、アルゲリッチ。

2013年3月1日金曜日