なかなかこのブログの構築が進まない・・・
また、始めようと思っている授業の準備も思うようにいかない。
例えば、教材に使えないかと思って、C.S.Lewis の The Lion, the Witch and the Wardrobe をペーパーバックで読んでみた。邦訳は岩波少年文庫の『ライオンと魔女』、瀬田貞二訳。
いわずと知れたナルニア国ものがたりの一冊で、岩波少年文庫には小学4・5年以上、と対象年齢が書いてある。私にとっては、初めてのナルニア体験だったが、率直におもしろいし、大人になったせいか却ってグッとくるところもあった。岩波少年文庫なんかは、それこそ対象年齢の子たちにはお勧めだし、自分の子どもにもそのぐらいの年になったら勧めようと思う。
かといって、この童話を英語で読んでみようとすると、たいていの学生は挫折するであろう。大雑把に言って、高校英語レベルの文法が、ほぼ完璧でないと、読み進めるのは難しいと思う。
センター試験が楽に8,9割とれますよ、ぐらいでないと、正確には読めないだろう。童話だからといってナメテかかれない。英語でいろいろ読んでみたいと夢に描いている中高生で、岩波少年文庫体験のある子なら、早いうちに(つまり、中3、高1ぐらいまでに)チャレンジしてみることをお勧めしたい。
授業を読書会みたいにして、ペーパーバックの読み合わせをやっていくのは、ありといえばありだとも思ったのだが・・・。文法の難しいところは私が説明していけばよいから、ペーパーバック読破の初心者にとって、そのチャレンジの手助けには十分なれるだろう。
他の本も読んで、もうちょっと考えてみたい。
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