2012年4月2日月曜日

授業でやりたいこと

実際に授業形式で英語を教えるならば、おもしろい英文を読んでいくのが、いちばんよいと考えているのです。

そうなると、どのぐらいのレベルにするかで、ずいぶんと変わってきます。

たとえば、私が東大で習った授業の中で印象に残っているものに、柴田元幸先生の和訳授業がありました。毎回、プリントが配られて様々な英文を読んでいきましたが、たいへんおもしろかったので、一回も休むことがありませんでした。

しかし、あれは受けてる学生がみな東大生だったわけですから、中高生に求めるにはレベルが高すぎるものだったと思うのです。

ただ、あの東大の授業のおもしろさはやはりあったので、テキストさえ工夫すれば、中高生にも伝えることができるはずだと考えています。

もちろん、大学入試の過去問を解いていくことは、高校生には最も大切なことですが、それは個別指導でやっていますし、今後もしっかりやっていくつもりです。

ですから、私がおもしろいと思った英文を読み、わかりやすく文法解説をして、そのおもしろさを伝え、中高生たちと共有していく、そういった授業をやってみたいわけです。

結局、入門レベルと上級レベルに分けたほうがよいのかもしれません。


0 件のコメント:

コメントを投稿