2012年4月16日月曜日

基本文法の大切さ

たとえば、『ライオンと魔女』の書き出しから。


Once there were four children whose names were Peter, Susan, Edmund and Lucy.


関係代名詞の所有格が出てくる。けっこうみんなが苦手とする用法です。続いて、


This story is about something that happened to them when they were sent away from London during the war because of the air-raids.


2文目の関係代名詞 that は、先行詞が something なので、which よりも好まれる、といわれる用法なんだな、これが。

副詞節の動詞 were sent は受動態(受け身)になっている。こりゃいいか。

because of は前置詞句なので、後ろには名詞がきますが、高3生でも英作文なんかで、接続詞のbecause との使い分けができていないのを、よく見かけます。
最後の air-raids なんかは、必修単語ではないだろうが、文脈から意味が想像できる。はずだ!


みたいな感じで、文法の基本がわかっていないとすらすら読めるもんでもないな、と。
次のページに進めていってみると、そういったことを、さらに実感させられます。

またそれは次回に。

やはり文法は大事にしないといけないのですが、翻訳から入っていって、好きな物語を英語で読むのはワクワクしますから、その折に文法を学んでしまう、という裏技はあります

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