2012年8月28日火曜日

こどものモーツアルト

9月に入ったら始めると予告した「小中学生部門」、まったくイメージが湧きません。
とにかく、4-6時の枠で始めることは決めています。

そして、ひとり入塾しているのが、私自身の娘であることは確かなのです。
困っているのは、その娘が夏休み中に転校手続きを済ませ、2学期から新しい小学校での生活を始めること。
これまでの小学校とも距離は近いし、同じ市内で教科書なんかも変わらないわけですから、そんなに戸惑う必要もないとは思うのですが、やはり大きな変化があるに違いありません。
実際に、少し通い始めてからでないと、私がこんなことを言い始めたからといって、この周辺の子たちが、また保護者の皆さんが、塾に何を期待しているのかいまひとつつかめないものなのかもしれません。

このルーテル教会の周辺は、ある意味塾の激戦区で、たとえば大手個別指導塾の明光義塾さんがあったり、KUMONさんがあったりします。
私のような、小さな塾には、何が求められているのでしょうか?
本町通りという、上記塾さんが立ち並ぶ通りを、車で、また自転車で通るたびに、どうしても覗き見てしまうのですが、子どもたちの靴が玄関先に見えたりなんぞして、なるほどはやっているな、と感心しています。

確実に違うのは、私の塾が教会にあること。
教室は新しくきれいになったばかりの集会室なのですが、ご近所のみなさんに挨拶していますと、きれいになりましたね!とお褒めくださるので、思わずうれしくはなります。
そこで娘がまっさきに取り組むのは、宿題だけでなく、ピアノの練習も含まれるので、ピアノが置いてある教会の集会室ならではなのですが、ふつうの塾にはあるまじき景色かもしれません。

私は、そこに新しい可能性を見ているのですが。

お値段は、とにかくお安くと思っているのですが、私は塾をやって長いですし、かえって設定の仕方が分からなくなっています。
この際、献金(クリスチャンでない方には馴染みがないかもしれませんが、投げ銭のようなもの)という形もありかな、と思っていますが、いやいや塾なんだから、そこははっきりさせようよ、という声が聞こえてきそうです。
この際、電話で直接、交渉してくださってもかまいません。

電話は、私の携帯で、080-3011-5975。

たぶん、週二回(一回の指導60分)で月謝8,000円ならば、相場といえるのではないでしょうか。
これは、1時間あたり1,000円の計算になります。

ルーテル松山教会では、第5日曜は「音楽礼拝」というたのしい礼拝を行っており、私の娘も出演するのですが、今度は9月30日に行われます。
ふだん教会に通われない方も、気軽に立ち寄っていただければよいのですが、娘はそのときの演奏曲を練習するでしょう。

1曲はバッハのト短調メヌエット、もう1曲はモーツアルトのDeutscher Tanzの予定です。


大御所バーンシュタインになっちゃった・・・。娘はこれをピアノで可愛らしくやることに。


2012年8月21日火曜日

9月からの授業でやりたいこと

月~金(祝日を除く)、ある意味「ダラダラとした塾」をやろうかと思います。
主題は、「放課後を楽しく過ごす」です。

たとえば、私の娘は、学校から帰ったら、まずはピアノの練習をしなければなりません。
ルーテル教会の集会室にはアップライトのピアノがあります。
この鍵盤に、娘は向かうことになるのです。

教会の会堂のほうにも、アップライトのピアノが一台、
他にもグランド・ピアノが一台と、オルガンが二台あるのですが、
私の塾で使用させていただくのは集会室なので、アップライトが一台です。

ピアノの練習が終わったら、その日の宿題に取り組むことになるでしょう。
漢字を中心とした文字のけいこや、国語の教科書の音読、
算数の計算問題などが中心となってくるのはいうまでもありません。

私は、ピアノの時にはその楽譜を眺めながら、
宿題の時にはその教科書を眺めながら、
あれやこれやと多少うるさい注文もつけて指導するはずです。

そんな空間が、平日4時ぐらいからやろうかと思っている小中学生部門の、
いわば実態とでもいったものになるわけです。


だから、私の塾に来た生徒は、リコーダーなんかを吹いて練習してもいいだろうし、
歌をうたって練習してもかまわないことになるのではないでしょうか。

そういった意味では、私が愛光だったからといって、
愛光のような進学校を目指している小学生が来るのは場違いになるので、
間違っても来ないようにしてもらいたいと思っています。

中学受験に関しては、松山にもいくらでも専門とする塾が山ほどあります。


ただ、私の場合、ここにしかない固有性があるとすれば、
それは教会でしかできないことに尽きると思います。

クリスマスが近づいてきたら、いっしょに賛美歌を覚えて歌いましょう。
これは、私がカトリックの愛光に入ってからやったことですが・・・。

すなわち目標は、中学受験にあるのではなく、クリスマスイヴのキャンドルサービス。

子どもたちがイヴの夜に、光を灯しながら歌い、練り歩く姿ほど素敵なものはないのです。
また、これはやってみると本当に楽しいひと時なのです。


それはさておき、普段の宿題などで「大変だな、こりゃ!」と思っているお子さん、
またそれを心配して見ておられる親御さんは少なくないと思いますが、
そんなみなさんの一助となれれば、と考えているわけです。

お値段をそろそろ発表しなければなりません・・・。


2012年8月16日木曜日

小中学生部門、9月開講

このブログを放置しすぎだろうと思われる節があるでしょうが、まことにその通りですみません。

急に移転となり、真夏の引越し作業が終わったかと思いきや、今度は草刈に追われたり、持ち込んだ荷物の整理整頓もはかどっていなかったりで、正直、ブログどころではないのです。

しかし、いつまでものんびりやってる場合でもないですし、塾としてやっていきたいこともありますし、いや、やらなければならないのです。


少しずつ落ち着いてきているので、ぼちぼち書いていこうかと思っています。


小中学生のための補習指導は、9月からやることに決めました。

生徒がどれほど集まるかは、いまのところ定かではありませんが、これはやります。

すでに一人だけ、この教室に通うことになっている子がいるのですが、何のことはない、私自身の娘です。


小学3年生なのですが、学校の宿題、授業についていけるように、親として責任も感じていますので、自分の子どもを教える以上、小学生を教えるという未知の世界に踏み込んでいくのは、確実となったわけです。

場所は木屋町のルーテル教会内の集会室。

改修したばかりで、とてもきれいな教室です。


月謝や詳細は、おって当ブログでお知らせしていきます。

手探りなので、お安いサービスになることは、間違いありません。

2012年8月1日水曜日

移転しました

7年半にわたって教えてきた当塾のテナントを去り、このたび新しい場所へ教室を移転しました。

場所は松山ルーテル教会です。(松山市木屋町4-3-2)

これまで指導してきた生徒さんも、すでに先週から教会内の一室に移ってもらい、引き続き指導を行っています。

自宅も同時に移りましたので、この1ヶ月、引越し作業に追われ、ブログどころではありませんでした。

たぶん、これから1ヶ月ぐらい引越し後の片付け作業に追われるとは思うのですが、少しずつブログ記事も上げながら、落ち着いていくといいなあ、と思っています。

もうひとつのブログも放置しているので、どうにかしないといけないと思いつつ、新天地で地固めをしていきたいと。

これまでの電話番号も解約したので、タウンページとか、よくわからないが各所で掲載されている塾サイトなどの番号に、いくらかけても、つながることはありません。

私の塾、あるいは私個人とアクセスを取りたい方は、

080-3011-5975

の携帯までお電話いただくか、直接、ルーテル教会に来ていただく以外に方法はありません。

また、このブログで書きかけていたことも、紆余曲折を経て、まったく違う形で展開していきたいと思っているので、それもまた、このブログなり、もうひとつのブログなり、あるいはホームページなり、私が直接手がけているサイトを見ていただくしか、情報入手の方法はなかろうかと。

取り急ぎ、ご報告までです。

2012年5月23日水曜日

さよなら、ファンタジスタ

別ブログで、「明日で5月が終わる。あさってからもう6月か」と書いてアップしてしまった。完全に1週間勘違いしていたことに、後で気づいた。焼きが回った。

ともかく、結論から言うと、高校生の英語教材として、ペーパーバックで教えるには、無理があると思った。

久しぶりに横文字だらけのページをめくりながら、それはそれでおもしろかった。ナルニアにせよ、ロード・オブ・ザ・リングにせよ。だが、高校生が取り組むにはあまりにも難しい。それに長い。

実際に個別指導で、英語の指導にあたっていて、成績上位層の子でも、英語を読むのは、あたえられたテキストで手一杯になっているし、仮にスラスラこなせているとしても、時間が余れば数学の問題のひとつも解かなければならないのが、彼らの日常生活の現実である。

私にしても、初めて一冊のペーパーバックを読みきったのは(カフカだった)、大学生になってからのことである。それはそれで感動的な瞬間だった。

吉田健一(吉田茂の息子。英文科筋ではよく知られている翻訳家、作家、英文学者)が何かの本のどこかのページで言っていたと思うが、「英語ができるようになるためには、ペーパーバックを20冊ほど読めばよい」のは確かなことなのである。私は、それについては確信している。

だが、実際にそういった大胆な取り組みをするには、大学入試制度をはじめ、時代の変革を待たなければならないのではないか。たとえば、その私が尊敬している吉田健一は、日本の大学には行っていないし(ケンブリッジ大学へ行った)。これじゃあ、本当に本物のファンタジスタになってしまうよ。

だとしたら、何のために私はペーパーバックをめくり続けていたのだろう。「おもしろいなあ・・・」とかつぶやきながら。この、1,2ヵ月!とんだファンタジスタは、ほかならぬこの私じゃないか。

じゃあ、まったくの無駄に終わったのか?

いや・・・そんなことはあるまい。どんな失敗も、次へのステップへしていけば、それでいいはずだ。それに、そう思いたい!

とにかく、中高生にはこれまでどおり、個別指導で教えていきたいと思う。疲れたこころを癒してくれるのは、カール・リヒターの平均律




2012年5月16日水曜日

ロード・オブ・ザ・リング

J.R.R.トールキンの「ロード・オブ・ザ・リング」、パート1のBOOKⅠを読み切りました。ややっこしい説明で申し訳ないんですが・・・。訳本では『新版 指輪物語』の1と2にあたります。


J.R.R.Tolkien著 THE LORD OF THE RINGS、 PART ONE The Fellowship of the Ring (BALLANTINE BOOKS)= 画像左とその翻訳『新版 指輪物語1 旅の仲間(上1)』瀬田貞二・田中明子訳(評論社文庫)=右。ジュンク堂松山店にて購入。どちらも700円台だった。

映画も観てないし、よく知らなかったんだけどゲームにもなっているようで・・・。アマゾンの書評なんかを覗いてみるとコアなファンが多いこともわかります。(これは、原作ファンもいれば、翻訳ファンもいるのが素敵ですね)

で、PART ONE を読んでみたのですが、率直に言ってたいへんおもしろく、こりゃファンが多いわけだわ、と思いました。たしかにファンタジーなのだろうけれども、めちゃくちゃ奥が深いですよ!

英語の水準は、フツーに高いな・・・。たとえば私も知らない単語は山ほど出てきます。しかし、そんなことは気にせず読み進める!もちろん落ち着いてから辞書引きますけど、ペーパーバックを読むときに限っていえば、話の流れに身を任せてみるのが、読み切る秘訣になることもあるのです。あと、素晴らしい翻訳があるので、なるほど、ここはこう読むのか、と感心しながら、ともかく前へ読み進めていけばいいんだと、ペーパーバック初心者の方にはお勧めしたいと思うのです。

登場人物のキャラは、ファンタジーだけに、ありえないほど際立っているというか、普段、絶対にお目にかかれないような方ばかりが出てきますが、それでも感情移入してしまうんだから、マスターピースなんだろうよ!かくして、私もすっかりファンのひとりになりました。そして、すでにして、このファンタジーの虜になっているようです。

トールキンの描写から浮かび上がる旧約的な陰影、格調高く謳われる詩の響き、これはいったい、何なのだ・・・。どうしても、これほど危険な旅に出なけりゃならんというのか!?もう10年若ければよ!!

そういったことを考えながら、はたして、これを一緒に読んでくれる仲間はいるのかと・・・、私は頭を抱えてしまいます。『旅の仲間』だけにね。だが、もしいるとするならば、そんなあなたこそ、まさしくファンタジスタなんだよ!!

2012年5月4日金曜日

絵本の世界からガラガラドン

子育てを始めてから気づいたことなんですが、子どもって絵本が大好きなんですよね。保育園の先生たちは、実に絵本を読み聞かせるのが上手く、子どもたちは夢中になって聞き入っている。

あれはすごいな、と思わされるのです。園児なんて、ギャングじゃないですか。言い方悪いけど。でも、先生が絵本を手に取り、読み始めたとたん、さっきまで騒いでいた子たちも静かに座って、「おはなし」の成り行きをじっと見守っている。不思議なものです。

また、何かの本を格別気に入って、何度読んでもらっても飽きることがないのもすごいことだ!むしろ何度も読んでくれとねだってくる。私の娘は『三びきのやぎのがらがらどん』だったけ?あれが大好きで、園の発表会でも演じたし、何ヶ月もたったいまでも、家でときどき演じています。

本の世界が原作となって、演劇になったり、ドラマ化されたり映画化されたり、という原型がそこにあるような気がするのです。まあ、行き過ぎると人生で実演してしまったりということも無きにしも非ず。


ところで、近くに図書館があるのですが、ときどきボランティアの方が「おはなし会」を土曜とか、日曜とかに催してくれるのです。長女が園児だったときには、逃さずいっしょに通っていました。次女もぼちぼち連れていくと喜ぶのかな?

あれは本当に好きでしたね。もちろん、子どものほうが。でも親としても結構楽しかったですよ。土日は保育園も休みで、家で煮詰まることも多いですから、たしかに親が読んでやればいちばんいいこともわかってはいるのですが、そうもいかないときもありますよね。だから、ありがたく頼っていました。

で、小学校にあがると、国語の教科書が配られ、音読することに励み始めるわけなんですが、こういった、本が読み継がれていく教育は、ほんとうに大事だし、素敵なことだと思うんですよ。


ところが、気がついたときには、中学受験の詰め込み教育で塾通い。息抜きか知らないけど、みんなで集ってゲームをやってるようにもみえるんだけど、気のせいでしょうか?各方面からどう言われようが、私はまったく感心しないし、嫌いなんだよ、そういうの。

あの素敵な絵本の世界はどこへいってしまったのだろうか。

これまで中高生を教えてきた私が、いまさら小学生に教えたいことがあるとすれば、そんなガラガラドンなんだよ!!

三びきのやぎのがらがらどん三びきのやぎのがらがらどん
作:(北欧民話) / 絵:マーシャ・ブラウン / 訳:瀬田 貞二出版社:福音館書店絵本ナビ

ちょっと驚いたんだけど、『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)も、瀬田貞二(『ナルニア国ものがたり』と『ロード・オブ・ザ・リング』で知られる翻訳家。東京帝国大学国文科卒)の訳である。いま、この記事書いてて気がついた。すごい人だ・・・