2013年4月12日金曜日

古本は売っていない


今日は天気が良いのだが、朝から寒い。
特に風が強くて、迂闊に外に出てしまうと、疲れすら感じてしまう。
三寒四温の最中では、体が重くなる、一般的な身体の反応だという。
もう4月になって幾日も過ぎたのに、もどかしいものだ。

この時期、学年が変わると、先生も変わって、慣れるのに戸惑っている生徒がいる。
自然なことだと思うし、どうせ慣れるのだから、焦らずに構えていたほうがよい。

ところで、昨日はブログでおかしなことを書いてしまった。
「古本を売りに行った」という。
これはおかしい。
「要らなくなった本を、売りに行って、古本にした」のだ。
日本語は難しい。

本は、気がつけば、読みたい趣向がガラリと変わっている。
年を取ったせいだろうか。
これまで熱心に読んでいたものへの、興味が薄れていった。
逆に、いま熱心に読み始めたものが、本棚を一掃し、景色を変えている。
どちらかと言うと、結局残した本は、いただいたりした稀少な古本が多い。

どうやら私は、「古本だけは売りに行かなかった」といったほうが正しいようだ。

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